
桟橋に降り立ってしばらく歩き、毒ガス資料館前に来ると、そこには懐かしい顔があった。思わず一枚撮影する。
以前に訪れたときは、暑かったせいもあって群れの行動が活発では無く、あまり観察出来なかったが、今回は群れの上下関係がよく分かった。このグループはおおよそ20匹の兔で構成されているのだが、顔ジルはナンバー3あたりらしい。より体格の優れた個体が二匹いて、その二匹には従順である。しかし下位の兔に大しては、顔ジルは横暴である。餌は奪取する、噛み付いて追い払う、結構性格は悪い方のようである。
まあ何はともあれ、元気で良かった。この調子で冬もオーボーに越してほしいものである。